2019.09.01 香港国際空港にて 「一緒に飛ぼう2.0」デモ

犯罪者を中国大陸への移送を可能にする逃亡犯条例修正に反対する「香港反送中」運動の8・31デモで警察と市民の間に衝突が起きたばかり、ネットの住民が今日(1日)午後、香港国際空港に 「一緒に飛ぼう2.0」デモを呼びかけ、香港政府に対して五大要求への返事を求めた。それに対して、空港の運営当局機場管理局は対策として、出発ロビーの出入り口に早朝から巨大な鉄柵などを設置した他、空港を出入りしたすべての人に対して、旅券と搭乗券の提示を要求し、大勢の警備員を空港構内で巡回させた。

【12:30】空港のバスターミナル看板付近、およそ数十人の市民が続々と集まり、その一部はマスクをつけた。バスターミナルと空港を繋ぐ通路に注水式バリケードやワイヤーフェンスも設置してあり、現場のスタッフによると、必要な場合それで道を塞ぐとのこと。

 

【12:35】空港ターミナルビルの外、市民がパソコンで昨夜(8月31日)太子駅衝突の動画を流した。

 

【13:00】現場にいた市民は「光復香港、時代革命」、「五大要求、一つも欠けてはならない」などのシュプレヒコールを叫んだ。「出迎え」の市民を罵った通行人はいたが、デモ参加者がそれと口論すべく第一ターミナルビルの歩道橋に登ろうとした際に、現場の警備員に阻止されたため、さらなる動きはなかった。

 

【13:09】青嶼幹線道路の展望台付近、警察交通課は検問を行い、十数台の車を止め、一台ずつ調べ、その運転手にも身体検査を行った末、僅かな医療用マスクが見つかった。

【13:15】空港のバスターミナルには、すでに200人近く集まった。多くの人は普段着を着たが、マスクをつけ黒服を着た人もいた。

【13:20】黒服を着た者十数人が空港のトイレなど四方八方から空港の到着ロビーに溢れ出て、空港警備員はそれを追い駆けた。黒服の人々はターミナルビルから逃げ出した。

【13:30】現場に集まった人が増えた。デモ参加者が通路の両側に一杯。真中に細い道が空いており、そこを通して到着した旅客がバスターミナルへ。

【13:31】香港電台(香港の公営メディア)の生中継から見ると、黒服を着た何者かがハンマーでエアポート・エクスプレス青衣駅のタッチ式自動改札機のカードリーダーを壊した。

【13:35】港鉄が突如エアポート・エクスプレスを運休したことに対して、乗客は不満を感じ、サービスカウンターに苦情。

 

【13:35】十人近くの警察官はヘルメットをかぶり、空港構内、ターミナルビル外のデモ隊から約200メートル離れたところで警戒した。

【13:40】黒服を着た者が港鉄空港駅構内の監視カメラにスプレー塗料を塗ったのを受け、職員が警察に通報。その後、黒服の者はホームに行って東涌行きの列車を待った。

【13:48】現場の情報によると、市民数人が空港の出発ロビーに突入し、トイレへ走って行った後、すぐに警察官に追い駆けられた。警察官はトイレ前に待ち、職務質問を行った後、彼らを解放した。

【13:51】空港ターミナルビルでは、警察当局が1つのトイレを封鎖したが、その理由は現時点で不明。警察の空港特殊部隊はトイレの外、他の人の新入を阻止し、記者に対して「言うことを聞いて!記者さん協力して!」と要求。

 

【13:55】約30人の制服警官がライオットヘルメットをかぶり、シールドを構え、封鎖されたトイレ外に警戒しており、現場の市民に罵られた数分後、突如バスターミナルの方向へ走り出した。

 

【14:00】警察機動隊は機を乗じて現場の記者らを第一ターミナルビルから追い出し、ビルとバスターミナルの間に列を組んで、記者らのターミナルビルへの進入を許さなかった。

【14:02】警察官は鉄柵を立たせ、200メートル外のデモ隊と市民が興奮し、「黒警、眼を返せ」などのシュプレヒコールを叫んだ。警備員が注水式バリケードの裏に侵入させまいと手を繋ぎ人間の鎖を作った。十数人の機動隊員が空港構内で警戒。

【14:05】機管局の職員が裁判所の差止令状を手に持ち、マイクを握り差止め命令の内容を読み上げ、現場にいた人々に未許可デモに出席したとして退去を求めた。

【14:13】デモ参加者が手荷物カートを使い防衛線を張った。

 

【14:16】到着便の旅客と乗組員が続々市街地行きのバスターミナルに行こうとしたが機管局の注水式バリケードと鉄柵に阻まれ、暫くターミナルビルから離れられなかった。エアポート・エクスプレス第一ターミナル(T1)駅に「このドアは閉鎖中」との掲示が貼られ、出入り口は鉄柵に封鎖された。

【14:20】青衣駅の自動改札機が外された。乗客はオクトパス(電子決済ICカード)なしに改札を通過できた。秩序維持に従事する港鉄係員が見当たらなかった。

 

【14:25】デモ参加者が大挙して隣の東涌から空港へ歩いて行った。

 

【14:26】エアポート・エクスプレス青衣駅の自動改札機は破壊され、ディスプレイにスプレー塗料を塗られた。現場にはスプレー塗料の匂いが残っている。オクトパス入金マシンのディスプレイが打ち壊され、地面にガラスの破片が少し残った。すべてのマシンは使用中止に。デモ参加者がスプレー塗料で壁にメッセージを書いたが、対応する港鉄スタッフがおらず、ただスマホで破損状況を記録する警備員しかいなかった。

 

【14:42】青衣駅にて、港鉄の職員は無料タクシーを待ち続けた市民に対し、タクシー運転手があまり市民を空港まで載せて行きたがっていないと伝え、自ら東涌まで行ってからバスで目的地に行くよう呼びかけたが、現場の市民は騒ぎ立てた。北京語使いの旅客は到着して初めてエアポート・エクスプレスの運休を知ったが、市民に譲ってもらい、先にタクシーに乗ってその場を去った。

 

【14:40】現在鉄格子の裏側では、空港警備隊は警察機動隊から防衛戦の維持を引き継いだ。会社は彼らに保護用のヘルメットを配った。本来の警察機動隊は空港構内に配置変更、増援に当たった。また、約10人の機動隊員はバスターミナル方向の空港出口を警戒した。

【14:45】港鉄は、駅の状況を鑑み、安全のため、エアポート・エクスプレス博覧館駅は閉鎖と発表。

【15:24】空港特別通路の出入り口にて、10人の警察官は特殊戦術小隊の制服を着て、ライオットヘルメットをかぶり警戒した。デモ参加者が後退しながら、手持ちカートやゴミ運搬用カートで防衛線を整え直した。

 

【15:40】デモ参加者は、消防スプリンクラー設備格納所のガラスを壊した他、スリングショットで現場に駐めてあった港鉄のトラックを撃った。また、車でスプレー塗料でメッセージを残したものもいた。

 

【16:26】緑色の鉄棒がエアポート・エクスプレスの軌道に置かれてあったため、一本の列車が進めずにいた。

 

【16:49】青衣島と馬湾島を結んだ吊橋青馬大橋空港行きの車線は大渋滞。多くの人は大橋で車を降りて徒歩で空港へ。

【17:01】デモ参加者は東涌市民プールの向かい側の車線中央に鉄柵を置き、市中心の交通を妨げた。

【17:03】機動隊が空港から出発し、機場路を沿って東涌方面に前進。百人以上の機動隊員は空港の道路に設置されたバリケードを撤去した。

【17:27】百人以上の機動隊員と戦術特殊小隊員は東涌方面に前進。現在、キャセイ・パシフィック本社ビル国泰城付近に到着。イギリス籍指揮官デービッド・ジョーダンは現場にいた。

【17:44】デモ参加者は順東路の環状交差点にあった注水式バリケードでゴミを燃やした。

【17:56】ショッピングモール東薈城と接した東涌駅出入り口のシャッターは下ろされた。係員は現場にいた人々に退去を求めたが、黒服のデモ参加者が駅構内に消防ホースで地面に水を撒いた。

【18:23】消防が順東路に到着、消防士がホースでバリケードの火種を消した。【18:24】青衣駅構内にて、戦術特殊小隊と機動隊が突如大挙して現れ、デモ参加者を追いかけた。

【18:25】一部のデモ参加者は東涌から出発し、徒歩でディズニーランドの欣澳方面に行こうとした。(東涌市中心から欣澳までの距離は約13キロ)

【18:38】大勢の機動隊は大型住宅・東堤湾畔辺りに着いた途端、駆逐行動を開始。

【18:40】デモ参加者が大挙して北大嶼山公路(ノース・ランタオ・ハイウェイ)を沿って九龍半島方向へ離れていった。

 

【18:44】大勢の機動隊員は東涌駅構内に入り、ホームに停めてあった列車に入った。列車にまだ離れていない市民がいた。機動隊員が列車に入り、記者の取材を阻止した。駅ホールでは、機動隊員がホームに入ろうとした記者を阻止した。「報道の自由は何なんだ」と問い質した記者がいた。

【19:11】東涌駅構内の機動隊員は続々と離れていき、一部は付近の公営住宅富東邨のショッピングセンターに巡回。市民は歩道橋の上から警察官を罵った。戦術特殊小隊は後方に警戒した。

【19:28】北大嶼山公路にて、後方から10台の警察用車両がやってくるとの情報を受け、デモ参加者は路肩を離れ始め、他の人の撤退のために時間稼ぎすべく、3つの車線を占拠。一旦走り出したものもいた。

【20:02】中環にて、大嶼島東南の梅窩行きフェリーの埠頭で、大勢の機動隊員が待機。東涌から船で中環へ行く乗客を待ち伏せか。

 

【20:04】デモ参加者は6時過ぎ東涌から出発し、2時間半以上歩き、現在北部の港鉄小濠灣車庫付近に着いた。

【20:38】梅窩からのフェリーが中環埠頭に着岸したら、すべての乗客が警察官に止められ、逐一職務質問された。多くの若い乗客は警察に連れ去られ、身体検査させられた。一部の乗客は身分証明書の提示を求められた。また、警察はメガホンで市民に対して埠頭周辺に集まらないよう呼びかけた。現場にはすでに非常線が張られた。

【20:50】中環埠頭にて、警察官が黒色のプラスチック袋を数個持ち去ったか、先着岸したフェリーからのものかは不明

【20:54】警察官は船から降りた乗客の身体検査を終え、身分証明書番号を記録した後、中環埠頭から撤収し始めた

【21:10】デモ参加者が大挙して北大嶼公路を経て東涌を離れた。三時間近く過ぎた後、デモ参加者は欣澳あたりに到着。途中に、一部の人々はボランティアの車に送り届けてもらい、本隊から離れた

【21:50】西鉄線・天水囲駅構内にて、およそ20から30人の機動隊員がいた。警官は通行した市民に職務質問をし、その一部に身体検査と持ち物検査も行った。現場記者の目撃情報によると、ライフル銃を装備した警察官もいれば、警告バナーを持つ警察官もいる。

【22:03】機動隊は西鉄線・天水囲駅で通行した市民に職務質問に行った。少なくとも9人が一旦身柄拘束され、道端に一連に並べさせられた。

【22:25】天水囲駅にて、取り調べを終え去ろうとした機動隊に対して、市民は指差して罵った。「何事もなかったときは出てきたのに、事件が起きたときどこに行きやがった!」「元朗(7月21日親中派ギャングによる無差別攻撃)のよるはどこにいたんだよ?」「帰れ残業代泥棒!」